毎天在両国
初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。
二胡公開レッスン
- 2014/01/12 (Sun) |
- ひとりごと |
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今日は二胡の公開レッスンがありました。公開レッスンの意味がよく分からなかったのですが、生徒をたくさん集めて全員に対してレッスンをするというもののようです。毎年1回あるそうなのですが、今回は弦の響きに重点を置くということで、同じく中国琵琶のプロの演奏家を迎えて、いろんな楽器と一緒に響く二胡や京胡の音を確認しました。…どちらかというと中国楽器の室内楽を楽しんだという感じ。
琵琶の先生は、他にも古筝や中阮も弾きます。全て二胡のように弦を擦り合わせるのでなく、弦を弾く楽器ばかり。実は私は二胡の前は琵琶をやっていたのだけれど、五本の指に爪をつけてそれぞれ外に弾きながら奏でるという動作がどうしてもできなくて、琵琶を諦めて二胡を始めました。琵琶の醍醐味はやはり轮指。
木琴をトレモロでずっと叩きているみたいな感じ。大体は女性が弾いているし、顔を隠すように弾くので、老女か美女かがよく分からない、と言うことを李白も詩に詠っています。今日、先生も紹介していましたが、敦煌の町には天女が琵琶を背中に回して掻き鳴らしているモニュメントがあります。本当に大昔からあった中国楽器です。中阮の音は今回初めて聴きました。ギターとそっくり。今日は三絃もありました。ビックリするほど大きな楽器で、バチではなく爪で弾きます。いろんなテクニックを使うのですが、日本の三味線とは全く違う楽器でした。
最後は先生作曲の黄砂。先生は汗ビッショリ。やっぱりあれぐらいじゃないと、お金は取れないのね。
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新春浅草歌舞伎
- 2014/01/12 (Sun) |
- お芝居 |
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お寿司を食べた後、浅草公会堂へ。途中の道には、印伝屋さん、べっ甲屋、銀細工屋があったり、和服姿の私を誘惑します。ピンクの桜の印伝のがま口買っちゃった。…大人はいいですよね、衝動買いも自己責任。ヘッチャラです。
浅草公会堂の前は賑々しくて、ワクワク感がつのります。やっぱり着物姿の人が多い。今年は、猿之助、愛之助、壱太郎がお目当ての役者さんです。去年は海老でした。そういえば、正月から睨んでもらったなぁ。今年のご挨拶は亀鶴さん、…知らん。でもおしゃべりは達者で面白かったです。
最初の演目は、猿之助の舞踊で、死んだ博打打ちが閻魔大王と博打をして、閻魔大王を身ぐるみ履いで極楽行きの手形を手に入れるというもの。きっと面白いんだろうけど、舞踊はやっぱり眠い。舞踊の時はイヤホンガイドは必須です。イヤホンガイドは歌舞伎より文楽の方が随分面白いと思う。見ただけではわからない決まり事が多いせいかしら。あと、お相撲のどすこいFMは格段に面白いです。
二つ目は近松の心中物、梅川忠兵衛の冥途の飛脚。これは文楽の名前なのね、歌舞伎は恋飛脚大和往来。愛之助が楽しみだったけど、彼の出番はちょっとだけ。実父役が頑張るお芝居でした。壱太郎はやっぱり顔が小さすぎると思う。…愛之助の顔が大きすぎるのかなぁ。こういう上方の和事は文楽の方が涙を誘われます。それにしても、江戸時代の文化ですごいと思うのは、なんとも独特の表現方法を使っているところ。一つのセリフの中でも、感情たっぷりのところは、急にテンポが変わって、三味線のバチの音に乗せてストップモーションというか、一瞬一瞬を区切りながら溜めて口説くなんて、時間を感情に合わせる表現は西洋演劇ではないと思う。浮世絵も、遠近法の技法なしで描くもんだから、顔と手のバランスがヘンテコだったりするんだけど、絵としては矛盾なく見ることができるものね。
最後は、屋敷娘と獅子の精の舞踊。華やかな屋敷娘も綺麗でしたが、圧巻は3匹の獅子の精。長い髪を回し続けるのはすごく大変そうなのだけれど、今回は役者がみんな若くて元気いっぱい!頭を振った後、ボワァ〜っと逆立っているところや、拍子木に合わせて見得を切るところがステキ。これぞ歌舞伎って感じですね。正月に目出度い気分にして頂きました。
次は二月の歌舞伎座!チケット買わなくちゃ。
浅草公会堂の前は賑々しくて、ワクワク感がつのります。やっぱり着物姿の人が多い。今年は、猿之助、愛之助、壱太郎がお目当ての役者さんです。去年は海老でした。そういえば、正月から睨んでもらったなぁ。今年のご挨拶は亀鶴さん、…知らん。でもおしゃべりは達者で面白かったです。
最初の演目は、猿之助の舞踊で、死んだ博打打ちが閻魔大王と博打をして、閻魔大王を身ぐるみ履いで極楽行きの手形を手に入れるというもの。きっと面白いんだろうけど、舞踊はやっぱり眠い。舞踊の時はイヤホンガイドは必須です。イヤホンガイドは歌舞伎より文楽の方が随分面白いと思う。見ただけではわからない決まり事が多いせいかしら。あと、お相撲のどすこいFMは格段に面白いです。
二つ目は近松の心中物、梅川忠兵衛の冥途の飛脚。これは文楽の名前なのね、歌舞伎は恋飛脚大和往来。愛之助が楽しみだったけど、彼の出番はちょっとだけ。実父役が頑張るお芝居でした。壱太郎はやっぱり顔が小さすぎると思う。…愛之助の顔が大きすぎるのかなぁ。こういう上方の和事は文楽の方が涙を誘われます。それにしても、江戸時代の文化ですごいと思うのは、なんとも独特の表現方法を使っているところ。一つのセリフの中でも、感情たっぷりのところは、急にテンポが変わって、三味線のバチの音に乗せてストップモーションというか、一瞬一瞬を区切りながら溜めて口説くなんて、時間を感情に合わせる表現は西洋演劇ではないと思う。浮世絵も、遠近法の技法なしで描くもんだから、顔と手のバランスがヘンテコだったりするんだけど、絵としては矛盾なく見ることができるものね。
最後は、屋敷娘と獅子の精の舞踊。華やかな屋敷娘も綺麗でしたが、圧巻は3匹の獅子の精。長い髪を回し続けるのはすごく大変そうなのだけれど、今回は役者がみんな若くて元気いっぱい!頭を振った後、ボワァ〜っと逆立っているところや、拍子木に合わせて見得を切るところがステキ。これぞ歌舞伎って感じですね。正月に目出度い気分にして頂きました。
次は二月の歌舞伎座!チケット買わなくちゃ。
浅草すし屋通り 寿司清
- 2014/01/11 (Sat) |
- 食べたり、飲んだり |
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浅草公会堂の新春花形歌舞伎を見る前に、腹ごしらえのため、すし屋通りに行きました。前から行って来たかったのよね。絶対お寿司屋さんばかりだと思っていたら、パチンコ屋の方が目立ちます。
なんとなく寿司清さんに入りました。
14時も過ぎていたので、お店は結構空いています。カウンターに常連さんらしき日二人組と、カップル、テーブルにもカップル。カウンターを勧められたのですが、着物だったのでテーブル席へ。上寿司とエビス中瓶を注文。
っん?この匂いは?前のカップルをよく見ると、お相撲さん。ん?この横顔は高安!茶髪のスレンダーな彼女と一緒です。結婚してるのかなぁ。明日は一月場所初日なのに、彼女とデートかぁ。スマホを一緒に覗き込みながら、彼女の腰辺りを触ってます。うーん。
桶で運ばれてきたお寿司はなんだか一個一個が大きい。ネタもマグロが美味しくて、バクバク。アナゴもフワッととろける感じ。うーん、とっても美味しい!
店内を見回すと、お相撲さんのサインがイロイロかかっています。高見盛の色紙も何枚かありました。よく来るのかなぁ。
高安がスマホから顔を上げてウニを注文。うまいうまいと、次々とウニばかり注文。…すごいなぁ、さすがお相撲さん。板場さんからもっと食べれるでしょうと言われながらも、泣く泣く、これで打ち止めと最後のウニを注文してました。
私の桶にはウニはなし。そんなにおいしいのかなぁ。次は私もウニを食べよう。
なんとなく寿司清さんに入りました。
14時も過ぎていたので、お店は結構空いています。カウンターに常連さんらしき日二人組と、カップル、テーブルにもカップル。カウンターを勧められたのですが、着物だったのでテーブル席へ。上寿司とエビス中瓶を注文。
っん?この匂いは?前のカップルをよく見ると、お相撲さん。ん?この横顔は高安!茶髪のスレンダーな彼女と一緒です。結婚してるのかなぁ。明日は一月場所初日なのに、彼女とデートかぁ。スマホを一緒に覗き込みながら、彼女の腰辺りを触ってます。うーん。
桶で運ばれてきたお寿司はなんだか一個一個が大きい。ネタもマグロが美味しくて、バクバク。アナゴもフワッととろける感じ。うーん、とっても美味しい!
店内を見回すと、お相撲さんのサインがイロイロかかっています。高見盛の色紙も何枚かありました。よく来るのかなぁ。
高安がスマホから顔を上げてウニを注文。うまいうまいと、次々とウニばかり注文。…すごいなぁ、さすがお相撲さん。板場さんからもっと食べれるでしょうと言われながらも、泣く泣く、これで打ち止めと最後のウニを注文してました。
私の桶にはウニはなし。そんなにおいしいのかなぁ。次は私もウニを食べよう。
東京駅黒塀横丁 "黄木"
- 2014/01/10 (Fri) |
- 食べたり、飲んだり |
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ここが警視庁!
- 2014/01/09 (Thu) |
- 街歩き |
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用事があって警視庁に行ってきました。初警視庁!亀戸の交番のお巡りさんに自転車の鍵を外してもらって以来の警察です。桜田門の駅の階段を上がると、目の前が警視庁。通りの向こうには赤レンガの建物。?、東京駅?
よく見たら法務省と書いてありました。
街中の警察署とあまりにも趣きが違うので、門番の長い棒を持った警官に、"ここは手続きとかしてくれる警視庁ですか?"と間抜けなことを聞くと、そうです、受付に行ってくださいとのこと。建物のガラス扉からはスーツ姿のガタイのデカイ男性たちがさみだれの如く出てきます。!事件?刑事さん達?
建物の大きさにはそぐわない地味なおネェさんが二人並んだ小さな受付で要件を言って、殺風景な待合室で待っていると、係りのおネェさんが迎えに来てくれました。手続きの部屋まで案内してくれるのですが、途中書初めが壁一面に貼ってあったり、顕彰者のプレートが並んだモニュメントがあったり。ヘェ〜。
私の手続きはあっという間に終わりました。普通は近所の警察署でいろんな手続きをするし、ここまで来て手続きすることなんて少ないのでしょうね。
外に出て周りを見ると、白い城壁。江戸城の桜田門ですか?
東京に来てからは下町ばかりをウロウロしていたので、こんな立派なところはチョット緊張します。霞ヶ関の駅までチョットブラブラ。大きなビルからコンビニ袋を持った男性がチラホラ出てきます。お昼はコンビニ弁当かぁ。
ボォーっとして歩いていると、北京を歩いているような気分になってきました。
葉っぱのない木や道路と建物のバランスが似ている。空の広さも似ているけれど、空の青さは違うかな。
よく見たら法務省と書いてありました。
街中の警察署とあまりにも趣きが違うので、門番の長い棒を持った警官に、"ここは手続きとかしてくれる警視庁ですか?"と間抜けなことを聞くと、そうです、受付に行ってくださいとのこと。建物のガラス扉からはスーツ姿のガタイのデカイ男性たちがさみだれの如く出てきます。!事件?刑事さん達?
建物の大きさにはそぐわない地味なおネェさんが二人並んだ小さな受付で要件を言って、殺風景な待合室で待っていると、係りのおネェさんが迎えに来てくれました。手続きの部屋まで案内してくれるのですが、途中書初めが壁一面に貼ってあったり、顕彰者のプレートが並んだモニュメントがあったり。ヘェ〜。
私の手続きはあっという間に終わりました。普通は近所の警察署でいろんな手続きをするし、ここまで来て手続きすることなんて少ないのでしょうね。
外に出て周りを見ると、白い城壁。江戸城の桜田門ですか?
東京に来てからは下町ばかりをウロウロしていたので、こんな立派なところはチョット緊張します。霞ヶ関の駅までチョットブラブラ。大きなビルからコンビニ袋を持った男性がチラホラ出てきます。お昼はコンビニ弁当かぁ。
ボォーっとして歩いていると、北京を歩いているような気分になってきました。
葉っぱのない木や道路と建物のバランスが似ている。空の広さも似ているけれど、空の青さは違うかな。
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女性
職業:
会社勤め
自己紹介:
上海から両国に越してきました。着物姿でお江戸をぶらぶら。