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毎天在両国

初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。

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江戸切子教室

アパートから歩いて30分ぐらいのところの江戸切子教室に通っています。亀戸天神のすぐ横にある華硝さんがやっている教室です。水曜日と金曜日の夜と日曜日の午前、午後にやっているので、仕事をしていても通えます。・・・と言っても、研磨機の数が限られているので、1回で受け入れられる生徒数も限られ、予約を取るのがちょっと大変。GW中はお休みなのですが、昨日の夜はやっていました。
両国から亀戸まで、最初は歩いていたのですが、バスが通っていることを発見し、最近はバスを使っています。バスは土地勘がないと難しいですよね。北京では時々バスを使っていましたが、路線がすごく多くて分かりにくい。キオスクに路線地図が売っているのですが、虫眼鏡がおまけに付いているくらい字が小さくて、やっぱりよくわかりません。なんとなく勘で乗ってました。両国から亀戸まで、やはり目印になるのはスカイツリーです。昨日は夜のコースでしたので、上品にチラチラ光るスカイツリーを見ながら帰りました。途中のラーメン屋さんを覗くと、お相撲さんがラーメンを啜っていました。
こちらが初めて持ち帰った切子のぐい呑みです。

色ガラスの生地に、道具を使ってマジックで設計図を書く割り出しという作業の後、その線をなぞるアラズリという研磨機で削る作業があります。更に仕上げダイヤという研磨機でその線をシャープに磨いていきます。本当は更に細かい研磨機で細かい模様を入れていく作業があるそうですが、ここは職人さんでなくてはできない作業だそうです。写真のものは仕上げダイヤ部分のみ自分で削ったものです。矢来という模様を練習しているのですが、菱形をきれいに出すのがポイントだとか。ただ線状に削るだけなので簡単なように思えるのですが、ぐい呑みは斜めになっているので、そこをまっすぐに削るのが難しい。手首を返して回しながら磨くのですが、線がよれたり、片側に片よったりします。でも案外と分厚い硝子なので、削りすぎて割れちゃったり・・・というようなことはありません。


これはもうちょっとマシになったものですね。菱形が大きくなりましたし、縁の線の合わせも結構きれいです。

今は、割り出しとアラズリをやっています。割り出しを適当やると、その線通りに削れなくて大変なことになります。削る時は、外側にある電球で照らされた線を目印にして削ります。色ガラスが分厚かったり濃かったりすると、線が見えなくて、訳が分からなくなります。一度濃い色の生地を削ったのですが、全然見えなくて手元が滑りひどいことになりました。今度こそはと薄い色を削ったのですが、今度は光が目に入り、どこが研磨機との接触面かがよく分からなくて、やっぱりひどいことになりました。うーん、何事も修行ですなぁ。

ある程度技術を習得したら、最後にコレっというのを削って職人さんに仕上げてもらい、コースを卒業することになります。早く焼酎グラスぐらいのものを削りたいんだけど、まだまだ時間がかかりそう。
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自己紹介:
上海から両国に越してきました。着物姿でお江戸をぶらぶら。

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