毎天在両国
初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。
江戸蕎麦“ほそ川”
- 2013/05/01 (Wed) |
- 食べたり、飲んだり |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
先日お休みだった有名お蕎麦屋さんに行ってきました。“ほそ川”です。
家から近いんだけど、細い路地にあってちょっと探しにくい。たたずまいからして、この通り大人って感じです。混雑しているのかと思ったのですが、私の他には先客が二組がいただけ。スッキリとした店内でゆったりと座れます。食べログでは接客が最悪・・・みたいなコメントが多かったのですが、お昼だったせいか、またお客様が少なかったせいか、若いオネェサンが丁寧に接客してくれました。前のオニィサンは熱いおそばとせいろ蕎麦を両方食べてました。ふーん、東京の人ってこんな風にお蕎麦を食べるんですね。私は穴子天ぷらとせいろ蕎麦、ビールを注文。
ビールにはこんな豆がついてきました。ビールグラスは台の部分が四角でグラス部分は三角の形。うーん、こんなにスッキリした店なのだから、スッキリとしたビールグラスの方がいいのに。江戸切子とか。
穴子天ぷらは1500円でこのボリューム!揚げたてです。きっとこの塩も何かイワレがあるんだろうな・・・。まずは牛蒡をつまんで、塩をちょっとつけて、パク。熱~い!穴子は身も厚くてホクホクと、とても食べ応えがあります。・・・夢中でパクパク食べていたらお腹がかなりいっぱいに。先日、近所の天ぷらの老舗で名物かき揚げを食べた時もすぐにお腹がいっぱいになってしまいました。・・・もう天ぷらを最後まで楽しめない年齢になってしまったようです。
せいろ蕎麦はこちら。お腹はいっぱいだったのですが、お蕎麦は大丈夫。ご主人がかなりこだわったお蕎麦だそうです。素人にはよく分かりませんが、歯ごたえ、食感がしっかりとしていて、お蕎麦の風味もたっぷり・・・のような気がします。
最後に蕎麦湯が来るのですが、これがもったりと濃厚。うーん、まったり・・・致します。以前、蕎麦打ち体験で最後に自分が打ったそばの蕎麦湯が出てきたのですが、散々打ち粉をしたせいか、蕎麦湯とは思えないほどどろりとした重いものが出てきました。あれに近い?・・・てことはないなぁ。
かなり贅沢なランチでございました。
家から近いんだけど、細い路地にあってちょっと探しにくい。たたずまいからして、この通り大人って感じです。混雑しているのかと思ったのですが、私の他には先客が二組がいただけ。スッキリとした店内でゆったりと座れます。食べログでは接客が最悪・・・みたいなコメントが多かったのですが、お昼だったせいか、またお客様が少なかったせいか、若いオネェサンが丁寧に接客してくれました。前のオニィサンは熱いおそばとせいろ蕎麦を両方食べてました。ふーん、東京の人ってこんな風にお蕎麦を食べるんですね。私は穴子天ぷらとせいろ蕎麦、ビールを注文。
ビールにはこんな豆がついてきました。ビールグラスは台の部分が四角でグラス部分は三角の形。うーん、こんなにスッキリした店なのだから、スッキリとしたビールグラスの方がいいのに。江戸切子とか。
穴子天ぷらは1500円でこのボリューム!揚げたてです。きっとこの塩も何かイワレがあるんだろうな・・・。まずは牛蒡をつまんで、塩をちょっとつけて、パク。熱~い!穴子は身も厚くてホクホクと、とても食べ応えがあります。・・・夢中でパクパク食べていたらお腹がかなりいっぱいに。先日、近所の天ぷらの老舗で名物かき揚げを食べた時もすぐにお腹がいっぱいになってしまいました。・・・もう天ぷらを最後まで楽しめない年齢になってしまったようです。
せいろ蕎麦はこちら。お腹はいっぱいだったのですが、お蕎麦は大丈夫。ご主人がかなりこだわったお蕎麦だそうです。素人にはよく分かりませんが、歯ごたえ、食感がしっかりとしていて、お蕎麦の風味もたっぷり・・・のような気がします。
最後に蕎麦湯が来るのですが、これがもったりと濃厚。うーん、まったり・・・致します。以前、蕎麦打ち体験で最後に自分が打ったそばの蕎麦湯が出てきたのですが、散々打ち粉をしたせいか、蕎麦湯とは思えないほどどろりとした重いものが出てきました。あれに近い?・・・てことはないなぁ。
かなり贅沢なランチでございました。
江戸蕎麦ほそ川 (そば(蕎麦) / 両国駅、森下駅、蔵前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
PR
“駒形どぜう”で、どぜう鍋
- 2013/05/01 (Wed) |
- 食べたり、飲んだり |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
浅草に行く時、よく前を通るので気になっていた“駒形どぜう”に行ってみました。
私は木綿の紺縞の着物に木綿のベージュ色の帯、草色の帯揚げに臙脂色の帯締め・・・と江戸下町モード全開で挑みました。朝の11時半ぐらいに行ったのだけれど、もう満席。3階建てなのにスゴイ人気です。全体的に年齢層が高いお客様が多くて、階段がダメとか、テーブルにして・・・等のリクエストが多いみたい。下足番に名前と人数を言って外で待ちます。
・・・待つこと約15分。1階大広間のテーブル代わりに長い板を敷いているところの一角に案内されました。
正面に大きな神棚があり、メニューの札が下がっています。みんな正座か胡坐ですね。私は着物なので正座・・・。足の痺れを覚悟して座ります。ほとんどの人が食べているどぜう鍋とビールを注文。
すぐにこんな奴が出てきます。どぜうはねずみ色でぶよぶよしていてちょっと不気味。・・・美味しそう!って感じじゃありません。このどぜう達はお酒で酔っ払わされた上に味噌で煮込まれ、またその上にタレに漬け込こまれてたんだとか・・・。どぜうの恨みがこのねずみ色に出ているのかも。
・・・上海でもどじょうは食べるのですが、田鰻と呼ばれ、開いて醤油で甘辛く炒めて食べます。つやっと黒光りしているお料理で、見た目も美味しそうなんだけど。・・・今ちょっとネットで調べてみると、田鰻は鰻とどじょうの間の川魚とか。知らんかった!今までずっと、中国のどじょうです、と言って日本人出張者にお薦めしていました。・・・。
・・・。
オネェサンが、“脇に置いてあるネギをどぜう鍋の上に盛ってください。それがふつふつと煮えて来たら食べごろなので、お好みで七味や山椒をかけてお召し上がりください”、多分こんな事をささやくような声で説明します。・・・聞こえへん。なんで東京の若いお嬢さんは声がちぃさいんやろ・・・。横で酒盛りをしているおじさん達をまねながら、ネギを盛っていきます。
ねずみ色のどぜうが隠れていい塩梅です。横から見るとこんな感じ。
炭を熾した上にすごく浅い土鍋が乗っています。そこにどぜうを並べて割り下を張っているのですね。ふつふつと煮えてきたので、とぜう一匹を掴んで七味をかけます。
白目がコワイと思いつつ、パクリ、むしゃむしゃ。・・・意外にあっさりとしていて、美味!山椒もいいね!これは日本酒が進みます。冷のコップ酒が欲しいなぁと思いつつ、正座していることもあるし、長居はできない、とガマン。
合間にビールをぐっと煽りながら、あっと言う間に食べてしまいました。他にも、どぜう汁とか、柳川とか、くじらとかもあるんだけど、足が限界になる前に失礼しました。
実はこの日も村上春樹の新刊本を持参していたのだけれど、どぜう鍋に村上春樹は、全く合わない。本当に。っでどぜう片手に村上春樹・・・は止めて、隣のコーヒー屋さんで足を伸ばしながら少し読書。本と料理も食い合わせみたいなものはあるかも。
ところで、どぜう鍋を食べて以来、2・3日経った今でも、喉の上の方に苦い・・・と言うか、引っかかりみたいなものを感じます。これはどぜうの滋養効果?或いはねずみ色のどぜう達の恨み?
私は木綿の紺縞の着物に木綿のベージュ色の帯、草色の帯揚げに臙脂色の帯締め・・・と江戸下町モード全開で挑みました。朝の11時半ぐらいに行ったのだけれど、もう満席。3階建てなのにスゴイ人気です。全体的に年齢層が高いお客様が多くて、階段がダメとか、テーブルにして・・・等のリクエストが多いみたい。下足番に名前と人数を言って外で待ちます。
・・・待つこと約15分。1階大広間のテーブル代わりに長い板を敷いているところの一角に案内されました。
正面に大きな神棚があり、メニューの札が下がっています。みんな正座か胡坐ですね。私は着物なので正座・・・。足の痺れを覚悟して座ります。ほとんどの人が食べているどぜう鍋とビールを注文。
すぐにこんな奴が出てきます。どぜうはねずみ色でぶよぶよしていてちょっと不気味。・・・美味しそう!って感じじゃありません。このどぜう達はお酒で酔っ払わされた上に味噌で煮込まれ、またその上にタレに漬け込こまれてたんだとか・・・。どぜうの恨みがこのねずみ色に出ているのかも。
・・・上海でもどじょうは食べるのですが、田鰻と呼ばれ、開いて醤油で甘辛く炒めて食べます。つやっと黒光りしているお料理で、見た目も美味しそうなんだけど。・・・今ちょっとネットで調べてみると、田鰻は鰻とどじょうの間の川魚とか。知らんかった!今までずっと、中国のどじょうです、と言って日本人出張者にお薦めしていました。・・・。
・・・。
オネェサンが、“脇に置いてあるネギをどぜう鍋の上に盛ってください。それがふつふつと煮えて来たら食べごろなので、お好みで七味や山椒をかけてお召し上がりください”、多分こんな事をささやくような声で説明します。・・・聞こえへん。なんで東京の若いお嬢さんは声がちぃさいんやろ・・・。横で酒盛りをしているおじさん達をまねながら、ネギを盛っていきます。
ねずみ色のどぜうが隠れていい塩梅です。横から見るとこんな感じ。
炭を熾した上にすごく浅い土鍋が乗っています。そこにどぜうを並べて割り下を張っているのですね。ふつふつと煮えてきたので、とぜう一匹を掴んで七味をかけます。
白目がコワイと思いつつ、パクリ、むしゃむしゃ。・・・意外にあっさりとしていて、美味!山椒もいいね!これは日本酒が進みます。冷のコップ酒が欲しいなぁと思いつつ、正座していることもあるし、長居はできない、とガマン。
合間にビールをぐっと煽りながら、あっと言う間に食べてしまいました。他にも、どぜう汁とか、柳川とか、くじらとかもあるんだけど、足が限界になる前に失礼しました。
実はこの日も村上春樹の新刊本を持参していたのだけれど、どぜう鍋に村上春樹は、全く合わない。本当に。っでどぜう片手に村上春樹・・・は止めて、隣のコーヒー屋さんで足を伸ばしながら少し読書。本と料理も食い合わせみたいなものはあるかも。
ところで、どぜう鍋を食べて以来、2・3日経った今でも、喉の上の方に苦い・・・と言うか、引っかかりみたいなものを感じます。これはどぜうの滋養効果?或いはねずみ色のどぜう達の恨み?
廻し干し日和
- 2013/04/30 (Tue) |
- すもう |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
両国だけあって、相撲部屋は普通の街よりもたくさんあります。きっと両国はちょんまげ率は日本中で一番高い街だと思う。力士以外にちょんまげの人たちってちょっと思いつかないし。
よく行くスーパーの近くには片男波部屋、先日隅田川沿いをブラブラしていて春日野部屋や時津風部屋、大島部屋等を見つけました。
伝統の春日野部屋は門構えも立派です。
家の近所には八角部屋と錦戸部屋があります。でも実際にはどこにあるのかよく分からなかったのですが、このGWに有名なお蕎麦屋さんを探している時に見つけました。
八角部屋は横綱北勝海がやっている部屋ですね。千代の富士の弟弟子で、当時の九重部屋全盛時代の立役者です。私は三保ヶ関部屋の北の海、北天佑が好きだったので、めちゃくちゃライバル視していました。三保ヶ関部屋も墨田区にあるみたい。行ってみなければ。HPを見ていると毎日のちゃんこがアップされています。こういう努力がいいのよね。今は阿覧が唯一の関取みたいです。
八角部屋はイケメン力士、隠岐の海が頑張っていますね。5月場所は西の小結。イケメンには頑張ってもらいたいです。
錦戸部屋はあの水戸泉親方をやっている部屋で、八角部屋の真裏にあります。水戸泉は塩をいっぱい撒くお相撲さんでした。なかなか結婚できなかったと思うのだけど、おかみさんはみつかったのかしら。
八角部屋の横の道に、何やら黒い昆布状のものがたくさん干してあります。道路に直接広げているものも・・・。これが廻しの天日干しですね。
岡野玲子さんの漫画で、廻しは洗わないと知って結構ショックでもあったのですが、やっぱりその通りでした。でも土俵の土がこびりついて、おまけに折り目のところが白くなっていて、かなりのモンです。27日に稽古総見の一般公開があって、ちょっと覗いたのですが、その時は横綱はじめ、みな白い廻しでした。黒の方が汚れが目立たないから、若いもんはまず黒・・・とか決まっているのかなぁ。
よく行くスーパーの近くには片男波部屋、先日隅田川沿いをブラブラしていて春日野部屋や時津風部屋、大島部屋等を見つけました。
伝統の春日野部屋は門構えも立派です。
家の近所には八角部屋と錦戸部屋があります。でも実際にはどこにあるのかよく分からなかったのですが、このGWに有名なお蕎麦屋さんを探している時に見つけました。
八角部屋は横綱北勝海がやっている部屋ですね。千代の富士の弟弟子で、当時の九重部屋全盛時代の立役者です。私は三保ヶ関部屋の北の海、北天佑が好きだったので、めちゃくちゃライバル視していました。三保ヶ関部屋も墨田区にあるみたい。行ってみなければ。HPを見ていると毎日のちゃんこがアップされています。こういう努力がいいのよね。今は阿覧が唯一の関取みたいです。
八角部屋はイケメン力士、隠岐の海が頑張っていますね。5月場所は西の小結。イケメンには頑張ってもらいたいです。
錦戸部屋はあの水戸泉親方をやっている部屋で、八角部屋の真裏にあります。水戸泉は塩をいっぱい撒くお相撲さんでした。なかなか結婚できなかったと思うのだけど、おかみさんはみつかったのかしら。
八角部屋の横の道に、何やら黒い昆布状のものがたくさん干してあります。道路に直接広げているものも・・・。これが廻しの天日干しですね。
岡野玲子さんの漫画で、廻しは洗わないと知って結構ショックでもあったのですが、やっぱりその通りでした。でも土俵の土がこびりついて、おまけに折り目のところが白くなっていて、かなりのモンです。27日に稽古総見の一般公開があって、ちょっと覗いたのですが、その時は横綱はじめ、みな白い廻しでした。黒の方が汚れが目立たないから、若いもんはまず黒・・・とか決まっているのかなぁ。
ヒレカツサンド片手に村上春樹
- 2013/04/30 (Tue) |
- 食べたり、飲んだり |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
両国に引越ししてきて、早や4ヶ月が過ぎました。憧れの両国暮らしなので、マメにブログをアップしようと思っていたのだけれど、今日が初めての投稿です。
・・・ブログを書かなかったのは、別に大した理由があるわけでなく、敢えて言えば、上海から帰国したら新しいパソコンを買おうと思っていたのだけれど、機種やらいろいろ考えている間に買いそびれ、ついでに家でパソコンを開くこともなくなって・・・と言うのが理由というか、言い訳かなぁ。今だ10年ほど前に中国で買ったノートブックを使っています。キーボードが中国語仕様なのでちょっと打ちづらいけど、まぁ、使えます。
せっかくの長いお休みなので、ボチボチと両国暮らしをアップしようと思います。大阪から遊びに来た友人が言っていたのですが、両国辺りって街並み等も結構面白いです。お料理も美味しいし。
昨日は、“クインベル”という近所の洋食屋さんに行きました。正確に言うと洋食屋さんではなくて、カジュアルなイタリアンレストランですね。にこりともしないオーナーシェフと主婦のバイトっぽい人(シェフの奥さんかなぁ)と弟子っぽい人がやっているこじんまりとしたお店です。・・・が、とっても美味しいのです!
1000円程度のランチを目当てに行ったのですが、昨日はやっていなくて、ヒレカツサンドとビールを頼みました。村上春樹の新刊本を持参していたのですが、ヒレカツサンドとビールは村上春樹にとても合う気がします。何かの小説でそんな場面があったのかも・・・。ホットドックだったような気もしてきた。
こちらがそのカツサンドです。スパッと二等辺三角形になっているところが、正しい!って感じ。このピンク色のカツも柔らかくて美味しいのです。なんだか遠慮がちのソースの具合もよくて、上海にもこんな上級レベルは滅多となかった。さすが日本の職人技って感じです。
昨日は天気がとってもよくて、陽もポカポカ、ちょっと汗ばむくらいに眩しいお昼時だったのですが、ちょっと分厚めのビールグラスでビールをぐびぐびっ、村上春樹の繊細でちょっと不安定な文章を目で追いつつ、このカツサンドをがぶりっ!真ん中から食べるのはもったいない気がして、鋭角の方からいってしまいます。
まさに祝日の正しいお昼の過ごし方です。
・・・ブログを書かなかったのは、別に大した理由があるわけでなく、敢えて言えば、上海から帰国したら新しいパソコンを買おうと思っていたのだけれど、機種やらいろいろ考えている間に買いそびれ、ついでに家でパソコンを開くこともなくなって・・・と言うのが理由というか、言い訳かなぁ。今だ10年ほど前に中国で買ったノートブックを使っています。キーボードが中国語仕様なのでちょっと打ちづらいけど、まぁ、使えます。
せっかくの長いお休みなので、ボチボチと両国暮らしをアップしようと思います。大阪から遊びに来た友人が言っていたのですが、両国辺りって街並み等も結構面白いです。お料理も美味しいし。
昨日は、“クインベル”という近所の洋食屋さんに行きました。正確に言うと洋食屋さんではなくて、カジュアルなイタリアンレストランですね。にこりともしないオーナーシェフと主婦のバイトっぽい人(シェフの奥さんかなぁ)と弟子っぽい人がやっているこじんまりとしたお店です。・・・が、とっても美味しいのです!
1000円程度のランチを目当てに行ったのですが、昨日はやっていなくて、ヒレカツサンドとビールを頼みました。村上春樹の新刊本を持参していたのですが、ヒレカツサンドとビールは村上春樹にとても合う気がします。何かの小説でそんな場面があったのかも・・・。ホットドックだったような気もしてきた。
こちらがそのカツサンドです。スパッと二等辺三角形になっているところが、正しい!って感じ。このピンク色のカツも柔らかくて美味しいのです。なんだか遠慮がちのソースの具合もよくて、上海にもこんな上級レベルは滅多となかった。さすが日本の職人技って感じです。
昨日は天気がとってもよくて、陽もポカポカ、ちょっと汗ばむくらいに眩しいお昼時だったのですが、ちょっと分厚めのビールグラスでビールをぐびぐびっ、村上春樹の繊細でちょっと不安定な文章を目で追いつつ、このカツサンドをがぶりっ!真ん中から食べるのはもったいない気がして、鋭角の方からいってしまいます。
まさに祝日の正しいお昼の過ごし方です。
カレンダー
プロフィール
HN:
oyamei
性別:
女性
職業:
会社勤め
自己紹介:
上海から両国に越してきました。着物姿でお江戸をぶらぶら。