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毎天在両国

初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。

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両国ちゃんこ道場でランチ

昨日もとっても良いお天気だったので、格子柄のウールの着物に半幅帯をカルタ結びにしてランチに出掛けました。鰻が食べたくて近所の千代福さんに行ったのですが、日曜日はお休みだったみたい。途中で見かけたちゃんこ道場へ行きました。
表は貼り紙やら広告サインでいっぱいなので、店内もさぞかし華やかなのかと思いしや、予想とは違い、下町っぽい地味なおじさん臭さたっぷり。テーブル席はなく、座敷とカウンターのみ。壁には日焼けして色の変わった色紙が敷きつめられています。サインだけじゃなくて、努力、とか、いつも笑顔で、とかも貼ってある。喫煙可らしく、座敷のテーブルの下には吸殻で一杯の灰皿が。


海鮮丼も美味しそうだったのだけれど、着物で丼ってちょっと食べにくいし、深川飯とビールを注文。まさしく中年のおばちゃんがだるそうにオーダーを受けてくれます。"ビールは生で⚪︎△×…"早口の江戸っ子弁で何を言ってるのかよく分からん。



あさりご飯はちょっとべちょべちょしてたかな?900円だしこんなものかも。次は他の人たちが頼んでた海鮮丼にしようっと。

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イノシシが…

先日人形町で飲んだ後、歩いて両国まで帰っている時に、ももんじやの横でこいつを発見!

イノシシが吊るされてます。毛も生えたまま。獣やね。

一度は行ってみたいなぁ。ももんじや。

浅草むぎとろ

今日は小春日和。墨田区役所に用がありテクテク隅田川沿いを歩いて行きました。ジョギングや散歩をしたり、釣りをしたりしている人達が行き来しています。勝海舟の像の先に墨田区役所がありました。

像の下の説明を読もうと思ったのだけれど、爺さんがずっとカメラを構えていて近づけません。多分、勝海舟の像とスカイツリーを一緒に撮ろうとしていたのだと思うけど、ぐずぐずしていて全然シャッターを切らない。諦めて区役所の方へ行きました。…勝海舟は何を指差しているの?

休日だったのですが、事前に電話で書類の受け渡しを予約していたので、休日窓口のおじいさんが簡単に処理してくれました。定年後のアルバイトかなぁ。

帰り道、吾妻橋を通って浅草側へ。

橋のたもとは船着場から出てきた外人観光客が写真撮影の真っ最中。私も交じってパチリ。青い空にキンピカのビルとタワーがとってもきれい。

むぎとろが食べたくなって”浅草むぎとろ”へ。今日は別館に行ってみました。せまい店内ですが、アンティークのピアノがあったり、坪庭が見えたりで、落ち着いた雰囲気。迷ったのですが、刺身とむぎとろ、グラスビールを注文。

最初の小鉢はすき焼き風。天気が良くてお庭がきれいに見えます。

お刺身とむぎとろです。麦飯と味付けとろろがこちらの名物。とろろが結構もったり、たっぷりしていて、ふわふわの食感の麦飯に合います。最初は上品にお箸で一口ずつたべていたのですが、やっぱりズルズルと掻き込むのが一番食べやすい。むぎとろをズルズル、お漬物をポリポリ。お刺身をパクリ、ビールをぐびぐび。

上品な量だなと思ったのですが、店の外に出ると結構お腹がいっぱいです。テクテク両国まで歩いて帰りました。やっぱり浅草は美味しいものがいっぱいあっていいなぁ。

江戸の味、与兵衛寿司

元祿市の帰り道、両国の政五寿司で、お寿司の発祥である与兵衛寿司をいただきました。


普通は赤酢の酢飯でにぎるらしいのですが、今日はもう赤酢の酢飯が切れちゃったとかで現代風のシャリで、握ってくれました。2000円也。

マグロのづけとアナゴは普通のサイズの1.5倍あるそうです。タマゴは芝海老が練りこんであるとか。どれも結構濃い味付けです。昔はすぐに傷まないように生で出すのでなく一手間かけていたそうです。これで赤酢だったらもっと濃い味になってたんだろうなぁ。

話のネタにはいいけれど、私はやっぱり今のお寿司の方が好き。

本所松坂町 元祿市

12月14日はご存知赤穂浪士討ち入りの日。日本中が赤穂浪士の味方の中、敵の吉良家所縁の面々は悔しい思いをしていると思っていました。以前大阪に住んでいた時、近くのお寺は大塩家と関係があり、赤穂浪士の墓碑がありました。討ち入りの日には子供達が仮装して街を練り歩いていたと思います。

両国近くの本所松坂町は浪士たちが討ち入りした吉良邸があったところ。今はせまい公園があるだけですが、吉良邸で討ち死にした武士の碑や吉良上野介の像があります。


上野介の首を洗った井戸も…。本当かしら?


12月14日と15日は討ち入りを祈念して(?)元祿市が開催されると両国のあちこちにポスターが。早速着物を着て行ってきました。


うーん、爺婆向けの衣類や靴、下着の出店が吉良邸跡の周りにずらりと並んでいます。こんなもんかぁ…。何のための市なのかなぁ。吉良さんは毛糸のパンツとかあんまり喜ばないと思う。気合を入れて着物で来ている客なんて私一人、お客様も爺婆ばかりです。結局、無料で配られていた甘酒をいただいて、大相撲カレンダーを実家のお土産に買って帰りました。

…おっと、ついでに300円で裾回しも購入。裾回しって、腰巻のことなんだって。毛糸のパンツとそう大差ないかぁ。


  

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自己紹介:
上海から両国に越してきました。着物姿でお江戸をぶらぶら。

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