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毎天在両国

初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。

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大阪松竹座で初芝居

正月2日、恒例の初芝居に行ってきました。今年の大阪松竹座は玉三郎の舞踊。美しいのは絶対だけど、踊りはよくわからんので、爆睡しちゃうのよね。
東京から来てきたグレーのグラデーションの小紋は思いがけない程の不評。親も親戚からも、地味ぃの連呼。…おかしい、神楽坂では見知らぬおっさんから二度も声をかけられた程の鉄板小紋だったのに。グレーの単色じゃなくて黄色やグリーンのボチボチも入っているのに。やっぱり関西と関東では感覚がかなり違う。帯は親から黒の塩瀬の名古屋帯を借りたのですが、巻き方が逆みたいでお腹のところに模様が出てきません。私は横浜で着付けを習ったので関西の巻き方とは違うのかも。正月2日からとっても苦労して着付けました。
今年の松竹座は2時からの公演のみ。玉三郎の舞踏のせいか着物姿の女性客が多かったです。

2階には玉三郎様が書いた午の字が。なんとなく目出度い気がします。

舞台の最初には獅子舞がありました。中国の獅子舞は結構見ることが多いのですが、日本の生御獅子は随分見ていない気がします。

演目は、汐汲、操り三番叟、藤娘、お染久松。踊りばっかりなので、単調なところなんかはやっぱり睡魔に襲われました。玉様は七之助を可愛がっているみたいで、七之助もとても一生懸命にがんばっているところが見てとれて、良い舞台でした。操り三番叟がすっごく面白かった。本当に糸がついているみたい。上手、上手と褒めてあげたくなる。圧巻は藤娘。舞台に明かりが着いた途端、客席からわァ〜っと歓声が。華やかで艶やかで本当にキレイ!それにしても玉三郎の円熟味。花形歌舞伎の時は七之助もいい女形と思ったのですが、全然レベルが違う。熟女の良さがここでも出てました。

お染久松の早変わりと立ち回りの後に、ご挨拶があったのですが、玉様がすごいしゃがれ声…、っと思ったらマイクを使い始めました。12月の歌舞伎座での忠臣蔵が終わった後に風邪を召されたそうです。
"歌舞伎役者とあろうものが、マイクですみません。"と言いながら新年のご挨拶。申し訳ないのでと、手拭いのおひねりが撒かれましたが、残念ながらゲット出来ませんでした。その代わり七之助がピンと張った声で初々しくご挨拶。熟女もいいけど、若いのもやっぱりいいねぇ。
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上海から両国に越してきました。着物姿でお江戸をぶらぶら。

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