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毎天在両国

初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。

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錦糸町でへぎそば“そば酒坊 のぎくの味”

この暑さ、一体どうなってるの?アスファルトの照り返しもあってか、体感温度は40度くらいに感じる。江戸切子教室の帰り、あまりの暑さに錦糸町の蕎麦屋で休憩しました。看板に”のぎくの味”と書いてあります。大きいお店かと思って縄のれんの後ろの引き戸を開けると、カウンターだけの小さなお店で、ご主人がクーラーの真下でスポーツ新聞を読んでました。

涼しげに思えるすずしろそばと生ビールを注文。すずしろは辛味大根の意味だそうです。冷えた生ビールに一息ついていると、ご主人が鼻歌を歌いながら、おそばを湯で始めました。お話好きのご主人で、へぎそばのことをイロイロ教えてくれます。へぎそばは新潟県のおそばのことではなくて、魚沼のおそばのことだそうです。へぎとはお蕎麦を入れる四角い木の器のこと。ほほぉ・・・。

荒くすりおろした大根とおネギをそばつゆに入れて食べます。

それに魚沼ではおそばは和辛子をつけて食べるのだそうです。辛子はそばつゆに入れるのではなく、おそばにつけるとのこと。うーん、ナンカ変わってる。

ちょんちょんちょんと辛子をお蕎麦に乗せて、ちゅるちゅるっ!まぁ、びっくり!のど越しと言うか、舌触りが普通のおそばとぜんぜん違います。つるつるっと言うか、ぬるぬるっと言うか、ぬめぬめっと言うか。なのに腰は結構しっかりしていて、そばの風味も濃厚です。なんでもへぎそばは海草のフノリをつなぎにつかっているそうです。海草のフノリって?

ご主人の師匠が魚沼でおそばを畑から作っていて、その蕎麦粉を分けてもらっているのだとか。小さい店内の隅に真っ白な花が咲いた蕎麦畑の写真が貼ってあります。

うーん、こじんまりとしたお店ですが、きっとここは名店なのでは?夜にはいろいろお酒のお供も出しているみたいです。涼しくなったら、またちょっと寄ってみたいなぁ。
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