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毎天在両国

初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。

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両国寄席で円楽の高座を一席

上野鈴本ですっかり江戸落語ファンになりました。今度は両国寄席へ。両国寄席は定席の寄席と異なり、月の半分1-15日までしかやっていません。おまけに円楽一門会が高座をやるホールのようです。Wikipediaで調べてみると、三遊亭円楽の一門は先代の時に落語協会を脱退して以来、定席の寄席では一門会は開けず、こちら両国寄席を使っているとのこと。そう言えば、圓生の襲名をめぐって圓丈さんが鳳楽さんと争ったなんて報道があった気が・・・。結局決着はついていないのかしら。・・・圓丈さんの新作落語はパンチがあって本当に面白い。弟子の白鳥さんがよく横浜野毛の賑わい座に出ていて、たまに聞きに行きました。こっちも可愛らしくてお腹を抱えて笑います。

昨日の両国寄席はトリが円楽のせいか、開演前から人が並んでいます。寄席ではトリのことを主任って言うんですね。私も行列に並んで寄席に入りました。1500円也。入ってみてびっくり、すごく狭い小さな寄席です。

客席はパイプ椅子が適当に並べてあるだけ。うーん、こんなところにテレビにも出演している円楽が出るンかいな。こちらの幕は歌舞伎の定式幕と一緒です。両国寄席を経営している永谷商事とはてっきり”味ひとすじ永谷園”のことかと思ったのですが、全然別物みたいですね。

前座楽しい(ラッシー)君から始まり、二つ目、真打と続きます。やっぱり真打の人って上手いですね。喜八楽さん、楽京さん、存分に笑わせていただきました。いよいよ主任の円楽師匠が登場・・・という時に、色物でミスター梅介という胡散臭い爺さんがアロハシャツに三味線を弾きながら出てきました。舞台に片足上げて、英語交じりで法律ネタを披露。すごいパンチ力。なんなんや、このオッサン。

円楽師匠のお題は「死神」。先週、鈴本でもきいたお噺だけど、やっぱり面白い。円楽さんは昨日は笑点の2本撮りと毎日香のCF秋バージョンを撮影してから、両国寄席に来られたとか。売れっ子になると落語家さんも忙しいんやね。

17時半に開場して、だいたい21時前に終わりました。歩いて行けるし、安いし、またちょくちょく寄らせてもらいます。
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