毎天在両国
初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。
深川不動から富岡八幡宮
- 2013/08/12 (Mon) |
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今日もすごい暑さ。それでも夏休みなんだし、浴衣を着て、前から行きたかった深川へ行ってきました。ちょうど深川八幡祭りの最中なので、なんかやってるかなぁと思ったんだけど、残念ながら出店も畳んだ状態。昨日は子供神輿やお陰神輿が出ていたそうです。深川八幡祭りは3年に一度、本祭りが行われていて、すごくたくさんの人でお神輿を担ぐそうだけど、今年はそれには当たらず、お陰神輿と言って、町内の氏子が自主的に担ぐそうです。うん、八幡宮の宮司さんっぽい人も町内で担ぐお神輿のスケジュールは分かりませんって言ってました。・・・近所の美容師さんによると、昨日は本所千歳の辺りを練り歩いていたそうです。
門前仲町駅で降りて、まずは深川不動さんへ。商店街は祭囃子がBGMとして鳴っています。・・・アツっ。人情深川ご利益通りへ。
両側にいろんなお店がならんでいます。うなぎやと漬物屋が結構多い。折原商店というお酒屋さんが有名とのことだけど、せっかく浴衣で決めたのに、昼間っから立ち飲みするのもなんなんで、今回はスルーしました。
深川不動さんは結構大きいお寺で、成田山深川不動とあります。凡字がびっしり書かれた4階建ての御堂の中に、護摩をたく場所やら瞑想する場所やらがあります。静かで涼しくて一休みするには快適ですね。不動明王を中心にいろんな仏像が供えてあります。ご本尊はどれ?旧本堂という正面の大きな建物の中には、びっくりするほど大きな木彫りの不動明王が置かれています。両目をかっと開くのでなく、片方の目は半開きになっていて、おらおらおらぁ-って感じです。海老蔵のにらみを思い出しました。ご利益がありますように。
深川不動の横手に富岡八幡宮があります。江戸で一番大きいっていうのが売りみたい。
あとは江戸三大祭のひとつである深川八幡祭りで担がれるお神輿が有名。なんと金で作られていてダイヤモンドもちりばめてあります。4.5トンもあるので、こちらは担がないで、横に置いてある2トンの二の宮神輿(これまた金ぴか)を担ぐのだそうです。
それにしても金ぴかのお神輿なんて。江戸の粋はねずみ色や茶色じゃかなったの?
あとこちらは江戸時代に勧進相撲が開かれていたとかで、お相撲関連の石碑もいっぱい。
横綱力士碑。周りの碑にも歴代の横綱の名前や連勝記録が刻まれています。そのうち白鵬も刻まれることになりますね。
こちらは大関力士碑。なぜか大関の方は本宮の参道沿いに建てられていて、横綱よりロケーションがいい。左の巨人力士身長碑には昔の2メートル越えの力士の身長が刻まれています。
こっちは手形と足型。力士の名前が書かれていますが、知らない人ばかりです。
ほんまかいな、こんなに大きい!江戸時代の人にとっては力士は異形の人だったんだろうなぁ。
ここら辺りまで来ると、もう暑くて暑くて、浴衣も汗でびっしょり。顔から汗が吹き出てくる。あかん、どっかで一休みしなければ。
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錦糸町”すみだ珈琲”
- 2013/08/11 (Sun) |
- 食べたり、飲んだり |
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普通の民家を改装したみたいなこじんまりとしたお店です。ガラス戸越しに時々覗いていたのですが、結構人がいっぱいです。先日ふらりと入ってみました。
小さい店内には物静かそうなマスターが一人ポツンといます。・・・ドラマに出てきそうな感じ。結構いろんな豆を使っていて、炒り方も3種類あります。墨田フレンドの深入りを注文。
ここのお店の売りは、江戸切子のマグカップで珈琲が飲めることです。薄い青とピンクのマグカップを数種類置いているみたいです。私のは市松模様。今私が切子教室で習っているのは線のカッティングなのですが、こんなふうに面で削りだすことが出来るんでしょうね。
日曜日の昼下がり、文庫本片手に、ゆっくりと江戸切子のカップで美味しい珈琲を・・・。贅沢ですね。こんなに暑くさえなかったら・・・。
小さい店内には物静かそうなマスターが一人ポツンといます。・・・ドラマに出てきそうな感じ。結構いろんな豆を使っていて、炒り方も3種類あります。墨田フレンドの深入りを注文。
ここのお店の売りは、江戸切子のマグカップで珈琲が飲めることです。薄い青とピンクのマグカップを数種類置いているみたいです。私のは市松模様。今私が切子教室で習っているのは線のカッティングなのですが、こんなふうに面で削りだすことが出来るんでしょうね。
日曜日の昼下がり、文庫本片手に、ゆっくりと江戸切子のカップで美味しい珈琲を・・・。贅沢ですね。こんなに暑くさえなかったら・・・。
錦糸町でへぎそば“そば酒坊 のぎくの味”
- 2013/08/11 (Sun) |
- 食べたり、飲んだり |
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この暑さ、一体どうなってるの?アスファルトの照り返しもあってか、体感温度は40度くらいに感じる。江戸切子教室の帰り、あまりの暑さに錦糸町の蕎麦屋で休憩しました。看板に”のぎくの味”と書いてあります。大きいお店かと思って縄のれんの後ろの引き戸を開けると、カウンターだけの小さなお店で、ご主人がクーラーの真下でスポーツ新聞を読んでました。
涼しげに思えるすずしろそばと生ビールを注文。すずしろは辛味大根の意味だそうです。冷えた生ビールに一息ついていると、ご主人が鼻歌を歌いながら、おそばを湯で始めました。お話好きのご主人で、へぎそばのことをイロイロ教えてくれます。へぎそばは新潟県のおそばのことではなくて、魚沼のおそばのことだそうです。へぎとはお蕎麦を入れる四角い木の器のこと。ほほぉ・・・。
荒くすりおろした大根とおネギをそばつゆに入れて食べます。
それに魚沼ではおそばは和辛子をつけて食べるのだそうです。辛子はそばつゆに入れるのではなく、おそばにつけるとのこと。うーん、ナンカ変わってる。
ちょんちょんちょんと辛子をお蕎麦に乗せて、ちゅるちゅるっ!まぁ、びっくり!のど越しと言うか、舌触りが普通のおそばとぜんぜん違います。つるつるっと言うか、ぬるぬるっと言うか、ぬめぬめっと言うか。なのに腰は結構しっかりしていて、そばの風味も濃厚です。なんでもへぎそばは海草のフノリをつなぎにつかっているそうです。海草のフノリって?
ご主人の師匠が魚沼でおそばを畑から作っていて、その蕎麦粉を分けてもらっているのだとか。小さい店内の隅に真っ白な花が咲いた蕎麦畑の写真が貼ってあります。
うーん、こじんまりとしたお店ですが、きっとここは名店なのでは?夜にはいろいろお酒のお供も出しているみたいです。涼しくなったら、またちょっと寄ってみたいなぁ。
涼しげに思えるすずしろそばと生ビールを注文。すずしろは辛味大根の意味だそうです。冷えた生ビールに一息ついていると、ご主人が鼻歌を歌いながら、おそばを湯で始めました。お話好きのご主人で、へぎそばのことをイロイロ教えてくれます。へぎそばは新潟県のおそばのことではなくて、魚沼のおそばのことだそうです。へぎとはお蕎麦を入れる四角い木の器のこと。ほほぉ・・・。
荒くすりおろした大根とおネギをそばつゆに入れて食べます。
それに魚沼ではおそばは和辛子をつけて食べるのだそうです。辛子はそばつゆに入れるのではなく、おそばにつけるとのこと。うーん、ナンカ変わってる。
ちょんちょんちょんと辛子をお蕎麦に乗せて、ちゅるちゅるっ!まぁ、びっくり!のど越しと言うか、舌触りが普通のおそばとぜんぜん違います。つるつるっと言うか、ぬるぬるっと言うか、ぬめぬめっと言うか。なのに腰は結構しっかりしていて、そばの風味も濃厚です。なんでもへぎそばは海草のフノリをつなぎにつかっているそうです。海草のフノリって?
ご主人の師匠が魚沼でおそばを畑から作っていて、その蕎麦粉を分けてもらっているのだとか。小さい店内の隅に真っ白な花が咲いた蕎麦畑の写真が貼ってあります。
うーん、こじんまりとしたお店ですが、きっとここは名店なのでは?夜にはいろいろお酒のお供も出しているみたいです。涼しくなったら、またちょっと寄ってみたいなぁ。
両国横網町の”縁”でランチ寿司
- 2013/08/04 (Sun) |
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いつもガラス戸越しに板前さんが正面から見えるデザインのお店で、前から気になっていました。カウンターに座って、お薦めのランチ寿司12貫とランチビールを注文。1500円也。
カウンター前のネタを入れる冷蔵庫はカウンターと同じ高さに作られていて、板前さんとの距離がなんだか近く感じます。握りは小さめの一口サイズ。ずらりと並んで美味しそう。
やっぱり夏場はウニですね。美味しい!アップの写真はないけれど、シャコも美味しかった。汁物はシジミのオスマシ。
夜も行ってみたいけど、お昼にちょっとお寿司を摘まむには手頃なお店です。
カウンター前のネタを入れる冷蔵庫はカウンターと同じ高さに作られていて、板前さんとの距離がなんだか近く感じます。握りは小さめの一口サイズ。ずらりと並んで美味しそう。
やっぱり夏場はウニですね。美味しい!アップの写真はないけれど、シャコも美味しかった。汁物はシジミのオスマシ。
夜も行ってみたいけど、お昼にちょっとお寿司を摘まむには手頃なお店です。
両国寄席で円楽の高座を一席
- 2013/08/04 (Sun) |
- ひとりごと |
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上野鈴本ですっかり江戸落語ファンになりました。今度は両国寄席へ。両国寄席は定席の寄席と異なり、月の半分1-15日までしかやっていません。おまけに円楽一門会が高座をやるホールのようです。Wikipediaで調べてみると、三遊亭円楽の一門は先代の時に落語協会を脱退して以来、定席の寄席では一門会は開けず、こちら両国寄席を使っているとのこと。そう言えば、圓生の襲名をめぐって圓丈さんが鳳楽さんと争ったなんて報道があった気が・・・。結局決着はついていないのかしら。・・・圓丈さんの新作落語はパンチがあって本当に面白い。弟子の白鳥さんがよく横浜野毛の賑わい座に出ていて、たまに聞きに行きました。こっちも可愛らしくてお腹を抱えて笑います。
昨日の両国寄席はトリが円楽のせいか、開演前から人が並んでいます。寄席ではトリのことを主任って言うんですね。私も行列に並んで寄席に入りました。1500円也。入ってみてびっくり、すごく狭い小さな寄席です。
客席はパイプ椅子が適当に並べてあるだけ。うーん、こんなところにテレビにも出演している円楽が出るンかいな。こちらの幕は歌舞伎の定式幕と一緒です。両国寄席を経営している永谷商事とはてっきり”味ひとすじ永谷園”のことかと思ったのですが、全然別物みたいですね。
前座楽しい(ラッシー)君から始まり、二つ目、真打と続きます。やっぱり真打の人って上手いですね。喜八楽さん、楽京さん、存分に笑わせていただきました。いよいよ主任の円楽師匠が登場・・・という時に、色物でミスター梅介という胡散臭い爺さんがアロハシャツに三味線を弾きながら出てきました。舞台に片足上げて、英語交じりで法律ネタを披露。すごいパンチ力。なんなんや、このオッサン。
円楽師匠のお題は「死神」。先週、鈴本でもきいたお噺だけど、やっぱり面白い。円楽さんは昨日は笑点の2本撮りと毎日香のCF秋バージョンを撮影してから、両国寄席に来られたとか。売れっ子になると落語家さんも忙しいんやね。
17時半に開場して、だいたい21時前に終わりました。歩いて行けるし、安いし、またちょくちょく寄らせてもらいます。
昨日の両国寄席はトリが円楽のせいか、開演前から人が並んでいます。寄席ではトリのことを主任って言うんですね。私も行列に並んで寄席に入りました。1500円也。入ってみてびっくり、すごく狭い小さな寄席です。
客席はパイプ椅子が適当に並べてあるだけ。うーん、こんなところにテレビにも出演している円楽が出るンかいな。こちらの幕は歌舞伎の定式幕と一緒です。両国寄席を経営している永谷商事とはてっきり”味ひとすじ永谷園”のことかと思ったのですが、全然別物みたいですね。
前座楽しい(ラッシー)君から始まり、二つ目、真打と続きます。やっぱり真打の人って上手いですね。喜八楽さん、楽京さん、存分に笑わせていただきました。いよいよ主任の円楽師匠が登場・・・という時に、色物でミスター梅介という胡散臭い爺さんがアロハシャツに三味線を弾きながら出てきました。舞台に片足上げて、英語交じりで法律ネタを披露。すごいパンチ力。なんなんや、このオッサン。
円楽師匠のお題は「死神」。先週、鈴本でもきいたお噺だけど、やっぱり面白い。円楽さんは昨日は笑点の2本撮りと毎日香のCF秋バージョンを撮影してから、両国寄席に来られたとか。売れっ子になると落語家さんも忙しいんやね。
17時半に開場して、だいたい21時前に終わりました。歩いて行けるし、安いし、またちょくちょく寄らせてもらいます。
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上海から両国に越してきました。着物姿でお江戸をぶらぶら。