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毎天在両国

初めての東京。関西人のお江戸暮らしを思いつくまま。

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あらら・・・

稀勢の里、負けちゃったよ。
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観戦!五月場所

稀勢の里の活躍のおかげで、大盛り上がりの五月場所。7日目と13日目に観戦に行きました。7日目は同僚と桝席を予約、同僚たちには引かれたものの、着物姿で観戦しました。13日目は当日券を購入、2階の椅子席で観戦です。当日券は一番上の一列で空いているところに座るのですが、13日目は平日だったせいか、2階は結構すいています。適当な場所に座らせてもらいました。一応満員御礼の垂れ幕は下がったのですが、2階は空席もちらほら・・・。2階席の二段目までが売り切れたら満員御礼にする、とか決まりがあるのでしょうね。それにしても2階席は外人さんばっかりです。


13時からの”高見盛とハイタッチ”を狙っていたのですが、早い時間にもかかわらず長蛇の列!やっぱり高見盛は人気者。列に並ぶのはあきらめて、14時過ぎに国技館に入りました。これからのねらい目は、幕内力士の入場です。・・・あっ、碧山ぁ~!カメラが間に合わない。・・・いっ、勢ぃ~!ぎりぎり間に合ったけど、どアップ過ぎ。

ふっ、富士東ぁ~、渋谷ぁ~!・・・後姿はなんとか。

私の最近のお気に入りは玉ノ井部屋の富士東です。北京で働いていた頃、よく玉ノ井部屋のブログを見ていました。当時の渋谷が子豚ちゃんみたいで、とても可愛くて。まさかこんな立派な関取になるなんて。おばちゃんはうれしい。

国技館に入った力士は地下の支度部屋へ向かいます。一般人はもちろん支度部屋には入れませんが、同じく地下には250円でちゃんこが食べられる大広間があります。13日目は大嶽部屋の塩ちゃんこ。あっさりとしていてスープまで飲み干しました。


桝席で観戦したときには、名物の焼鳥を食べました。味が濃くて冷めても美味しくいただけます。それにしても一枡大人4人はやっぱり窮屈。外人さんは無理やろうなぁ。私も着物だったので、初めは正座で頑張っていたのですが、途中から斜めすわりにしたり、後ろに凭れ掛かったり。でも、桝席を二人で使うにはちょっとチケットが高いし。二人用の枡席もあるのですが、かなり後方になります。

国技館のお食事どころとして、2階に”雷電”というレストランがあります。以前ここで佐渡ヶ嶽親方(元イケメン力士琴ノ若関)を見たのに味をしめて、今回も行ってみました。・・・残念、誰もいない。ネギチャーシューとビールを注文。すごい量!でもトロトロと美味しい。


大相撲観戦で毎回感心するのは、切符切りの親方からもらうパンフレット。一枚の紙に、その日の対戦相手や、十両以上も力士ひとりずつの出身地、身長体重と今までの対戦成績が載っています。試合観戦ではこのパンフレットが大活躍。ここのところ、豪栄道、勢、妙義龍等、関西の幕内力士が活躍しているので、力が入ります。あと日本出身以外の力士を応援するのも楽しい。

本場所中に国技館で放送している”どすこいFM”を聴きながらの観戦もなかなか面白い。アナウンサーはなんだか品がない感じで好きになれませんが、親方衆はNHKとは違って自由に発言しています。13日目は春日野親方(元栃乃和歌関)と稲川親方(元普天王関)でした。玉ノ井部屋と同じく普天王のブログは北京でずっとチェックしていたし、栃乃和歌関は昔大阪のロイヤルホテルで見かけたことがあり、なんとなく親近感があります。二人で朝青龍の悪口を言っていたのが面白かった。強けりゃいいってもんじゃないヨ。春日野親方によれば、今場所の白鵬はあしらいがうまいものの、内容はイマイチらしいです。素人が見ると余裕で対戦しているみたいに思えるのですが。稀勢の里は勢いがあって、どんどん調子が上がっています。いつもは後半が弱いのだけど、今回は気合と覚悟が違います。・・・がんばれぇい!

試合が終わると、1階のエントランスで相撲甚句が流れています。おじさんに混ざっておばぁさんが唸っているので、へぇっと思います。素人さん?


大相撲観戦の帰りは、やはりチャンコ。”川崎”を予約したかったのだけれど、もう満席で、”ちゃんこ霧島”を予約。ちゃんこ霧島ビルの裏に、陸奥部屋があります。土俵は二階にあって、窓ガラス越しに練習風景が見えます。


コースを頼んだのですが、お造りがなんだかとっても大きい!ちゃんこも具が大きい!あと手羽先がボンっと出てきます。スープは醤油と白味噌のブレンドとのこと。すっきりと美味しいです。最後の〆に雑炊をいただきましたが、深ぁーいお出汁がじんわり美味しい。窓からは国技館とスカイツリーが見えます。いいですねぇ。
ちゃんこを楽しんでいると陸奥親方(元大関霧島)がテーブルごとに挨拶に来てくれました。写真撮影をお願い。

親方やっぱり大きくてかっこいい。私の着物、おはしょりがちょっと短すぎる・・・。

明日は千秋楽、当日券は無理かなぁ・・・。優勝パレードには駆けつけないと。

歌舞伎座で芝居三昧


やっと歌舞伎座の杮落としに行ってまいりました。コケラオトシって1ヶ月くらいかと思っていたら、8月も新開場のコケラオトシ公演のままなんですね。私のお目当ては二部の吉田屋。華やかなこの演目は結構観ることが多くて、仁左衛門と玉三郎の吉田屋も2回目です。

このお二人、70近い爺さんと60過ぎの爺さんとは思えないくらいお美しい。仁左衛門の憎めない色男は愛嬌があって可愛らしく、玉三郎の夕霧はその美しさだけで圧巻です。玉さまは存在感がすごく、登場しただけで空気が変わります。あのお方は人間じゃないかも。・・・ヒトよりもモノノケに近い感じです。途中幇間役で出てきたのは、仁左衛門さんのお孫さんの千之助さん。一生懸命の舞台が可愛らしい。それにしても・・・仁左衛門さんはカッコいいなぁ。以前、平成中村座で渡海屋の知盛を観ましたが、あの迫力ったら!!

第二部を観た後、友人がどうしても玉三郎の娘道成寺が観たいと、第三部を幕間席で見ることにしました。幕間席は一幕ずつを4階から観る、当日に販売する座席です。なんと2000円!ちょっと観るにはいいかも。でもその幕間席のチケットの購入にも長蛇の列で、一幕目の梶原平三誉石切は立ち見、その後の京鹿子娘二人道成寺は何とか座席を確保できました。白拍子は玉三郎と菊之助の二人です。玉三郎は相変わらずの美しさですが、菊之助も可愛らしくて美しい。私は踊りの良し悪しはよく分からないのですが、二人とも艶やかで、軽やかで・・・。本当に釘付けになりました。後は清元っていうのですか、義太夫と三味線、鼓の楽団の演奏もすごかったです。私はどちらかと言えば、文楽のだみ声の義太夫と太棹が好きなのですが、歌舞伎の伴奏も華やかでステキです。

お昼は第二部が始まる前に横のビルで松竹がやっている日本料理“ほうらく”で昼定食を食べました。ちょうど歌舞伎座の真横にあって、窓から歌舞伎座の大屋根が見えます。

これにお造りとご飯、味噌汁、デザートがついて3000円。うーん、歌舞伎の顔見世みたいに少しずついろんなものが食べられてお腹もいっぱいになったし、お得感ばっちりです。

この日はとっても暑かったのですが、歌舞伎座で芝居見物するのだから頑張って着物で行きました。

薄緑色に茶色の松かさみたいな絞りの着物に、緑の鳥や葉っぱの刺繍の白っぽい帯、卵色の帯揚げに、白と臙脂の帯締めです。暑かったので、うそつきのスリップに取り外しの出来る半襟をつけて襦袢なしで着付けました。それでも長時間着ていると、胸の紐が苦しくなってきて、ちょっと辛かったです。・・・何とか楽に長時間着ていられる着付けを覚えないと。

土俵祭り、そして回向院のお練り

今日は雨。こんな日は一日中ごろごろして、自作の切子グラスで冷酒を飲みながら、好きなつまみを食べる・・・なんてのが理想的な過ごし方。・・・でも明日から本場所が始まるので、今日は国技館で土俵祭りがあります。
土俵祭りは、祭りと言っても、神事です。大相撲協会の面々である親方衆初め、三役以上の関取衆も参加した中、土俵で白装束の3人の神主が神事を行います。

お神酒を撒いたり、土俵の四隅に白い紙のついた棒(なんて言うんでしょ?)を立てたり、“アメツチノォ…”と赤い襦袢を着た神主さんがいい声で唱えたりします。今日は無料で国技館で入れるので、結構観客が入っています。関取衆も色とりどりの羽織袴で参加。鶴竜関はちょっと退屈してるみたいだったけど・・・。

最後に触れ太鼓が土俵の周りを三周回って、終わりです。先日、かど家の女将さんが、この触れ太鼓は軒先にも来るそうです。昔は両国の街中を触れて回ったそうですが、今はスポットで回っているそうです。今のところ、うちのアパートには来てません。

国技館のエントランス付近で関取衆がどんどん集まっています。初めはNHKのインタビューでもあるのかなと思っていたのですが、どうやら違うみたい。今、ちょうど回向院で善行寺のご開帳をしているのですが、今日はそのお練りがあります。何十人ものお坊さんの行列があると聞いていたのですが、関取衆も参加するみたい。


やっぱりこのイケメン二人、琴欧州と把瑠都はカッコいい!身体も大きいし、愛嬌もあります。鶴竜・・・地味過ぎ、頑張れ!稀勢の里、もっと笑って!琴翔菊、よい人だと思うんだけど、もっと厳しく強くなって!

外では坊さんが並んでお練の準備。雨の中、関取衆も加わります。係りの人にヤイヤイ言われて、国技館通りへ。


まず善男善女がお経?を唱えながら通ります。その後、頭に丸い草鞋をつけた紋付袴のオジサン達が行進して、その後が関取衆。最後はお坊さん達が、紙の花びらを撒きながら行進します。多分、散華と言われるものだと思うのだけれど、雨の中、通りのみんなは頑張って拾います。私も1枚ゲット。中国ではお葬式の時に紙のお金を焼くのだけど、なんだかちょっと似ています。


みんな回向院まで入るのかなと先回りしていたのですが、そこまでは来なかったみたい、江戸時代以来の行事だったそうですが、雨で残念でした。

なんだかお昼にお寿司が食べたくなって、前から行きたかったお寿司屋さんの周りをウロウロしたのだけれど、なかなか開店せず。結局駅前の回転寿司に行きました。お寿司は回ってなくて、板前さんにオーダーする普通のお寿司屋さんです。私はランチメニューのヘルシーセットとエビス生を注文。

なんと500円!へぇー、安い!味も美味しい気がする。また来なくちゃ!

両国“ヌンソンサン”でタイ料理

GW最終日、どうしよっかなぁ・・・。自転車に乗って、前から気になっていたタイ料理屋へ行きました。自称タイ料理のヨコヅナのお店です。・・・タイ人の関取はまだ聞いたことがないけど、ひょっとして修行しているかも。

天気がよかったせいか、こじんまりしたお店はドアが開放されていて、なぜか屋内に黄色いパラソルが広がっています。結構お客さんが多い。本日のランチはもう出ちゃったっそうで、ガパオとランチビールを注文。

最初にスープと生春巻きがちょこっと出てきます。私は生春巻きが大好きで、タイ料理に行くとほとんど注文しています。なぜか上海のアジアンレストランの生春巻きはどいつもこいつもイマイチでした。リンゴとか入れてごまかしているのよね。ここのは普通に美味しいです。

これがガパオ。甘辛くいためたひき肉がタイ米と一緒に出てきます。“唐辛子は辛いので注意してね”と言われ、注意深く食べましたが、用心しても辛いものはカライ!タイ米は炊き方に工夫しているのだと思うけど、あの独特の臭さがなく、ちょっと甘くて美味しい。全体的にはあまり辛くなく、刺激が欲しい時はちょっと物足らない感じ。パクチが大盛りで乗っているともっといいのに。横の人が食べているラーメンが美味しそう。今度はアレをもらおう。

帰り道、自転車でグルグル回って、相撲部屋を探しました。

おぅ、井筒部屋です。看板も黒いしちょっと地味で古い感じ。昔、逆鉾が好きだったんだけど、この中に居るンかいな?大関鶴竜もこの中に居るンかいな?

おぉ、時津風部屋、発見!上に双葉山相撲道場と書いてあります。・・・にしても、時津風部屋の看板の字、下手過ぎない?ここはきれいなマンションになっているのですが、所属の力士も住んでいるのかしら?かなり昔、少女だった頃、蔵間関が非常に好きで、時津風部屋はとても贔屓にしていたのです。同級生がたのきんトリオに夢中だった頃、私は雑誌”大相撲”から切り取った蔵間の写真を定期入れに入れていました。その時津風部屋で、親方による暴力事件やら野球賭博やらが起こるなんて・・・。今はそんなことは何もなかった様にとても静かです。豊ノ島がここにいるはずなんだけど・・・。先日、横綱審議委員会の稽古総見の後、豊ノ島が国技館から自転車を押して出てくるのを見かけました。近所のおばちゃんから、“あんたの子、あんたとそっくりやねぇ”と話しかけられていました。
自転車と言えば、今日信号待ちしていると、ぷンっ!と力士臭が・・・。横を見ると田子ノ浦と書かれた浴衣をきた力士が自転車に跨って隣で信号待ちしています。関取かしら?とネットで調べてみると、田子ノ浦部屋ってあの久島海の部屋なんですね。それも去年亡くなっているなんて・・・。知らなかった。部屋の力士は春日野部屋と出羽海部屋に引き取られたとあったので、どっちかの部屋の力士なんでしょうね。お相撲さんは現役時代に無理をしているから早死にですね。

帰りにカフェで一服。

ピザが美味しいお店のようです。次はここでランチかな。

ヌンソンサンタイ料理 / 両国駅森下駅菊川駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0



  

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上海から両国に越してきました。着物姿でお江戸をぶらぶら。

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